まあで何だかんだこれまでラブグラ、センフォース、ゼネグラと検証を重ねた結果、自分とバイアグラ系との相性は当初思い込んでいたほど悪くは無いという事がわかった。
なので、今回は満を持しての「スーパーカマグラ」、コイツの検証をしてみる事にした。
まずは「カマグラ」について
ED治療薬、特にバイアグラ・ジェネリック薬を紹介するメディアであれば必ず言ってよいほど目にするのが、インドの製薬会社、アジャンタ・ファーマ社製の「カマグラ」じゃ。
重複で申し訳ないが、先の記事(∈ ED治療薬:ゼネグラ(バイアグラ・ジェネリック)で食事の影響について検証した結果・・・。)で使った Google Trends での比較を再掲すると・・・・・。
・・・・・このように3大ED治療薬先発医薬品のひとつ「レビトラ」に劣らぬ頻度で検索されておるのがわかる。
むろん、これは単に検索されたキーワードのボリュームを比較しているだけであり、それがそのまま薬の評価に直結するというものではないが、知名度があるということはそれだけで目にする機会が多くなるわけじゃ。
試してみるか?と考える者もそれだけ多くなるじゃろうし、実際に試してみて効果が実感できればそういう界隈でも話題にのぼりさらに目にする機会が増え、そういう方面に明るくない者が「カマグラとは何ぞや?」と情報を求めて検索する。
上記グラフはそういう流れの結果であっても何ら不思議なことではない。
カマグラ・シリーズ製品
一口に「カマグラ」と言っても用量違いや携帯性、飲みやすさを売りにしたバリエーションもいくつか販売されておる。
- カマグラゴールド100mg(1箱4錠):最もポピュラーなカマグラ。単に「カマグラ」と言うとこれを指さすことが多い。
- カマグラ50mg(1箱4錠):上記の50mgバージョン。
- カマグラ発泡錠100mg(1箱7錠):飲みやすいオレンジフレーバーの発泡(溶かして飲む)タイプ。
- カマグラチュアブル100mg(1箱4錠):携帯性に優れた水なしOKの舐めるタイプ:バナナ、パイナップル、オレンジ、イチゴ味。
- カマグラオーラルゼリー7種類の味(1箱7包):飲みやすい味付きゼリータイプ:パイナップル、オレンジ、ストロベリー、バニラ、バナナ、カシス、バタースコッチ味。
ただし、これらは見た目や服用法こそ異なるが「効用」についてはすべて同じ、有効成分シルデナフィルによる勃起補助作用のみの単機能薬品。
スーパーカマグラはそれに加え「ダポキセチン」を含有、早漏防止にも効果のある複合機能を持つ、上記バリエーションとはちと毛色の変わったカマグラなのじゃ。
「スーパーカマグラ」注文・入金・発送・到着までの流れ
この時の購入先はあんしん通販マート。この時の荷姿は緩衝材入りの封筒じゃった。
実はラブグラより少し前に購入済みで注文から到着まではこんな感じ。
- 10月31日:注文&入金
↓ - 11月01日:入金確認の連絡
↓ - 11月02日:発送手続き完了の連絡
↓ - 11月11日:商品到着
注文から11日で到着。
発送元はやはりシンガポール。
これまでの経験から、この手の輸入代行は繁忙期とか、祝祭日がからまなければ10日くらいで着くのがデフォなんじゃろうと感じておるが、他の衆はどうなんじゃろうか?
早漏対策とダポキセチン
早漏は勃起不全と並ぶ男性の最重要お悩み事項のひとつ・・・といっても過言ではない。
当然、ダポキセチンより以前から対策薬は存在しておった。
従来からある早漏防止薬はクリーム、またはスプレータイプ。
どちらも直接ち○こに塗ったり吹きかけたりして感度を鈍らせる事で射精を遅らせる・・・というもの。
また、その発展型(?)として、あらかじめ内側に感度を鈍らせる薬を塗布したコンドームタイプのものも存在しておるようじゃ。
早漏防止アイテム
- クリームタイプリドカイン、プリロカイン等の麻酔効果により塗布した部位の神経を一時的に麻痺させる早漏改善薬
- スプレータイプリドカインの麻酔効果により感覚を鈍らせ射精時間を遅らせる早漏改善スプレー
- コンドームタイプエステル型の麻酔成分であるベンゾカインを含んだ早漏防止コンドーム
前述のとおりダポキセチン以前の早漏対策はリドカイン等、麻酔効果のある薬品を直接陰茎に塗布、男性器そのものの感覚を鈍らせることで射精時間の延長を実現しておる。
対して一方のダポキセチン、これは抗鬱薬として使用されるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)の一種。
何でそんなもんが早漏対策に効果があるのかというとコレがちと複雑。
間違っておるかもしれんがワシが理解した範囲でいうと・・・・・
- 人が興奮状態にあるとき脳内ではノルアドレナリン等、興奮性の神経伝達物質が分泌されている。
- セロトニンは興奮性の神経伝達物質の作用を抑える働きをもっている。
- 興奮性の神経伝達物質が分泌される状況にあるとき、同時にこれを抑えるためセロトニンも分泌される。
- 分泌されたセロトニンの一部は分解され、一部は神経細胞に回収(再取り込み)される。
- 神経細胞内に回収(再取り込み)された状態のセロトニンには興奮性の神経伝達物質を抑制する効果が無い。
- ダポキセチンはセロトニンの神経細胞内への回収(再取り込み)を阻害することで脳内のセロトニン量を増やし、興奮性の神経伝達物質の抑制効果を高める役割を果たす。
・・・・・、という理屈のようじゃ。
ま、ざっくり言ってち○こからの刺激そのものを抑えるのではなく、それにより引き起こされる脳内の興奮を抑える事で早漏を防いでおる・・・・・と言うわけじゃ。
「スーパーカマグラ」概要
スーパーカマグラ:シルデナフィル100mg(勃起補助)+ダポキセチン60mg(早漏防止)
繰り返しになりスマンが、スーパーカマグラは1錠にシルデナフィル100mg(勃起補助)とダポキセチン60mg(早漏防止)を含有、男性の悩み「勃起不全」と「早漏」双方に対して効果を発揮する。
ダポキセチンはワシもこの薬で初めて聞く名じゃったが、ウィキペディアによると・・・・・
フィンランド、スウェーデン、オーストリア、ドイツ、イタリアとポルトガルといったヨーロッパの多くの国で早漏治療薬として認可され、世界初の錠剤型早漏治療薬として欧州ヤンセン社からプリリジー(Priligy)という商品名で処方薬として発売されている。
(中略)
アメリカで中等症から重症の早漏症男性を対象に12週間に渡って行われた臨床試験ではダポキセチン30mgを服用したグループは性交の際、平均2分47秒、60mgを服用したグループは平均3分19秒射精を遅らせることに成功したと報告している。
また、ダポキセチンは短時間(約1時間)で最高血清中濃度に達した後、速やかに排泄される(初期血中半減期1.2時間)ため、安全性が高いとされている。
・・・・・という事じゃ。
ここで登場する「プリリジー」はいわゆる先行薬の名称。
つまり、スーパーカマグラはバイアグラ・ジェネリック+プリリジー・ジェネリックということじゃな。
そしてプリリジーの有効成分ダポキセチンの早漏防止メカニズムは、先に解説したとおり従来の局所麻酔的な方法によらないなかなかに画期的な早漏対策薬と言えよう。
ED治療と早漏改善・・・・・この薬1つで2つの男性お悩み事項を解決できると聞くと「1粒で2度おいしい」懐かし駄菓子を連想してしまうのは世代の宿命というものかw
とはいえ、初見の際にはなにやら「カツカレー」のような良く言えば簡潔な良いとこ取り、悪く言うと安直な合体商品のような怪しげな香りがしないでもない・・・・・。
カツカレーは旨いからいいとして、こいつはどうなんじゃ?
本当にEDも早漏も何とかしてくれるのか?
まあ、ワシとしてはコレまでの検証で「自分はバイアグラ系ED治療薬と相性が悪いのでは?」という疑惑はすでに晴れておるし、早漏対策はいわば「おまけ」みたいなもんで、単にED治療薬としての効果があれば十分なわけじゃが・・・・・。
とりあずいつもどおり、記載事項を確認。
Each film coated tablet contains:フィルムコート錠
Sildenafil Citrate:クエン酸シルデナフィル
equivalent to Sildenafil 100mg:シルデナフィル100mg相当
Dapoxetine Hydrochloride:塩酸ダポキセチン
equivalent to Dapoxetine 60mg:ダポキセチン60mg相当
そして、製造は2018年4月、使用期限2021年3月。
「スーパーカマグラ」副作用について
良いとこ取りの「1粒で2度おいしい」スーパーカマグラではあるが、実はそんなにええとこばかりではない。
ED治療薬に副作用は付きもの。
ジェネリックであるカマグラも有効成分シルデナフィルの、つまりは先発医薬品であるバイアグラのと同種の副作用は避けては通れん。
そして、スーパーカマグラはこれに加えて「ダポキセチンの副作用」という、あんまり欲しくない「おまけ」も付いてくる。
両者の代表的な副作用は以下のとおりじゃ。
- シルデナフィルの副作用
顔のほてり、頭痛、動悸、頻脈、紅潮、鼻づまり、目の充血など
- ダポキセチンの副作用
頭痛、めまい、嘔気・嘔吐、下痢、不眠、疲労感、喉の渇きなど
まあ、ワシがダポキセチンについて調べた際にも、嘔気や下痢の症状に見舞われた体験談を幾つか見かけたが、行為に影響が出るほど酷かったとするものは2~3例。
おそらく、よほど相性が悪くなければ、重篤な副作用に見舞われることは無いと思われる。
検証方法を考える
これまでは単に副作用を感じていた間の時間を効果時間として計測していたが・・・。
早漏防止効果の有無はどうやって計測すればいいんじゃ?
自分で SHIKO-SHIKO して違いがわかるもんなんか?
・・・・・っちゅうか無意識に加減してしまう可能性が無きにしも非ずな方法で、それを検証結果としてもいいもんなんか?
実のところ、これをどうするかって問題があったんでここまで延び延びになっておったのよな。
んで、最終的にとった方法が・・・・・。
おっとスマン、今回はここまでじゃ。
結果については次回「実証編」を待たれよ!
コメント